子供のグズりの本当の原因は・・・。
先日、facebookに一年前の出来事があがってきました。それを読んで、今思うことをブログにしてみました。
毎日子育てで奮闘されているお母さん、お父さん。保育園に頑張って毎日通うお子さんの気持ちが少しはわかったかも知れません。
今は一年生で集団登校になったので集合場所まで一緒に行くだけですが、当時は息子を毎日保育園に送り届けてから出勤していました。
うちの院は完全予約制ですから
普段はなんとかなるのですが
朝イチ新患さんの予約が入っているときは、
色々前準備もあるので、少し早めに行きたい。
そうすると朝の準備も自然と慌ただしくなります。
でもそんなときに限って・・・
息子の機嫌がなんだか悪い。
こっちは時間がなくてあせっているので
「早くパン食べて、牛乳飲んで!」
「食べないと、もう行くで!」
結局食べずにグズグズしているので
「食べへんねんやったら、もう行こう!」
と腕をつかんで強引に玄関まで連れていきます。
すると家を出るギリギリになって
「やっぱりお腹が空いた・・・。」とか
持ってきたパンは
「これ嫌。」とか
これが5歳児のグズりというのでしょうか・・・
先生に園での生活を聞くと
年長組として小さい子の相手もしてくれて
おもしろい顔をして笑わせてあげたり
一生懸命世話もしているそうです。
それでもその日は園の前で30分くらい
自転車から降りずパンも食べず、グズっていました。
こういう時に
「お父さんは仕事に早よ行かなアカンから早くして!」
とか
「他の友達が見ているし、恥ずかしいで!」
とか高圧的に、こちらの都合を押し付けても
子供も意地を張って頑として聞きません。
小さいなりに、色々納得できない理由があるのでしょう。
そうなってきたら、こちらも
今日のグズりのきっかけになったパンについて
朝で時間ないし、子供だからと言って理由を割愛していたどうしてパンが用意できなかったのか?の理由を、納得するようにていねいに説明するしかありません。
その日の場合は
「じゃ今日の保育園の帰りに一緒にスーパーに行って、好きなパンを探そうよって」で渋々納得してくれました。
それで、いいパンがなかなか見つからなかったら本人も「なかなかいいパンってなかなかないなぁ~」ってわかってもらえるのかも知れません。
親目線で物事を考えて
親の常識で説明をはしょるとこういう事になるのかもです。
結局、朝のグズりの原因は眠さが原因のように思います。
眠いから、なんだかんだ理由をつけてグズる。
けどそれってよく考えたら、私が仕事を終えて帰るのが遅く、遅くまで起きて待っていたことが原因になるのかも知れません。
私の性格上、仕事場で仕事を終わらせるまで帰らず、帰ってからはやらないでいいようにしていました。
子供のために仕事を遅くまで頑張って
っていうのは子供にとっては関係ないのです。
本当は
どうやったら早く終われるか?
どうやったら子供も寝不足にならないか?
私だけのペースで考えるのではなく
子供のペースも考えてあげないといけなかったんです。
早く帰って、子供の顔を見て、ゆっくり話して
子供が寝た後に仕事をするっていうスタイルも考えないといけないかもです。
子供のグズりは私が原因なのかも知れません。
子供を育てるって
面白さもあり、大変さもあり
楽しさもあり、悩みもあり
一緒に色々考えながら成長していくもの
育児は育自ですね。